AI開発に必要な設備|最低限これだけでいい
パーマリンク: ai-development-minimum-equipment
フォーカスキーフレーズ: AI開発 必要な設備
ディスクリプション: AI開発・アプリ開発を始めるために最低限必要な設備を解説。高スペックPCは不要、手持ちの環境でスタートできます。iOS開発にはMacが必須な理由も詳しく説明。
AI開発を始めたいけど、何を揃えればいいかわからない
「AIでアプリを作りたい」と思ったとき、最初に悩むのが「何を準備すればいいのか」です。
- 高スペックなPCが必要?
- Macじゃないとダメ?
- 有料のソフトを買わないといけない?
- スマホやタブレットだけじゃダメ?
私も最初は同じ疑問を持っていました。
結論から言うと、高スペックPCは不要です。ただし、いくつか絶対に必要なものとあった方がいいものがあります。
この記事では、介護士として働きながらAIと共同開発で複数のアプリをリリースした私が、実際に使っている設備と「本当に必要なもの」を正直に解説します。
読み終わる頃には「何を揃えればいいか」が明確になります。
最低限必要な設備(これだけあればOK)
1. PC または Mac【必須】
結論:手持ちのPCで始められます。
Android開発の場合:
- Windows PC で十分
- スペック:メモリ8GB以上、SSD搭載なら快適
- 私が使っているPC:自作PC(メモリ16GB、SSD 500GB)
- 5年前のPCでも問題なし
ただし例外:ゲームなど高負荷アプリの場合
- 3Dゲームや高グラフィックなアプリを作りたい場合
- 作ったものが動くスペックのPCが必要
- 理由:開発中にテストプレイするため
- グラフィックボード搭載PCを検討
iOS開発の場合:
- Mac が必須
- 理由:Xcodeが必要(Apple公式の開発ツール、Mac専用)
- 中古Macでも可(5万円〜)
- MacBook Air(M1以降)なら快適
なぜiOS開発にはMacが必須なのか?
Apple製品のアプリを作るには「Xcode」というツールが絶対に必要です。
このXcodeはMac専用で、Windowsでは動きません。
つまり:
- iPhoneアプリを作りたい → Macが必要
- Androidアプリだけでいい → Windows PCでOK
- 両方作りたい → Macがあれば両方作れる
私はAndroidから始めて、後からMacを買いました。
2. 開発ツール【必須・すべて無料】
絶対に必要なもの:
Visual Studio Code(VSCode)
- 無料のコードエディタ
- AIからもらったコードを書く・編集する場所
- Windows / Mac 両対応
- iPadやタブレットだけでは作れない理由がこれ
Flutter SDK
- 無料の開発フレームワーク
- Android・iOSの両方に対応
- 公式サイトからダウンロード
Android Studio
- Android開発に必要
- 無料
- エミュレータ(仮想スマホ)付き
Xcode(iOS開発の場合のみ)
- 無料(Mac専用)
- iOSアプリのビルド・実機テストに必須
- App Storeからダウンロード
3. AI(開発の相棒)【必須・無料版でOK】
無料版で始められるAI:
- ChatGPT(OpenAI)
- Claude(Anthropic)
- Gemini(Google)
私は最初ChatGPTの無料版でスタートしました。
有料版を検討するタイミング:
- コード生成の回数制限が厳しいと感じたら
- より精度の高い回答が欲しくなったら
- 複雑なアプリを作り始めたら
有料版の料金:
- ChatGPT Plus:月20ドル(約3,000円)
- Claude Pro:月20ドル(約3,000円)
まずは無料版で十分です。必要を感じてから有料版に切り替えましょう。
4. 実機端末【推奨・手持ちでOK】
Android開発の場合:
- 手持ちのAndroidスマホでテスト可能
- エミュレータでも開発できるが、実機の方が正確
iOS開発の場合:
- 手持ちのiPhoneでテスト可能
- ただし、実機テストにはApple Developer登録が必要(年間99ドル)
私はメインのスマホをそのままテスト機にしています。
専用のテスト機は不要です。
5. インターネット環境【必須】
必要な場面:
- AIとの対話
- 開発ツールのダウンロード
- エラーの検索
- アプリの公開
Wi-Fi環境があればOKです。
iPadやタブレットだけでアプリ開発はできる? → NO
結論:できません。
理由は以下の通りです:
iPadでできないこと
1. Visual Studio Codeが使えない
- コードエディタとして最も使いやすいVSCodeはデスクトップ専用
- iPad用の代替アプリはあるが、開発には不十分
2. Xcodeが動かない(iOS開発の場合)
- XcodeはMac専用
- iPadでは動作しない
3. 開発ツールの制約
- Flutter SDKの完全な動作保証がない
- ターミナル操作が制限される
- エミュレータが使えない
「タブレットで気軽にコード書けないの?」
簡単なコード修正や確認ならできますが、本格的な開発はPC/Macが必須です。
私もiPadで作業できないか試しましたが、結局PCに戻りました。
高スペックPCは本当に必要ない理由
よくある勘違い:
- 「プログラミングには高性能PCが必要」
- 「ゲーミングPCじゃないとダメ」
- 「メモリは32GB以上ないと…」
実際:
- メモリ8GBあれば開発できる
- SSD搭載なら快適
- グラフィック性能は不要(一般的なアプリの場合)
ただし例外:ゲームや高負荷アプリの場合
3Dゲームや高グラフィックなアプリを作りたいなら、話は別です。
なぜなら:
- 開発中に実際にゲームを動かしてテストする必要がある
- 作ったゲームが快適に動くスペックのPCでないと、まともにテストできない
- 「カクカクするのは自分のPCのせい?コードのせい?」がわからなくなる
ゲーム開発を目指すなら:
- グラフィックボード搭載PC
- メモリ16GB以上
- 作りたいゲームの推奨スペック以上
私が作っているのは計算機や家計簿など、軽量なアプリなので低スペックでOKでした。
私が使っているPC(自作):
- CPU:Intel Core i5(5年前の世代)
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 500GB
- グラフィック:オンボード(専用GPUなし)
- 価格:当時8万円程度
これで複数のアプリをリリースしています。
大事なのは「作りたいものに合わせたスペック」です。
一般的なアプリなら:SSD + メモリ8GB以上 ゲームなど高負荷アプリなら:グラフィックボード + メモリ16GB以上
絶対に不要なもの(買わなくていい)
1. 有料の開発ツール
- 開発に必要なツールは全て無料
- Visual Studio(Codeではない方)も不要
- 高額なIDE(統合開発環境)も不要
2. プログラミングの教科書・参考書
- AIに聞けば解決する
- 本を買う前にまず作り始める
- 必要になったらWebで調べる
私は本を1冊も買わずにアプリをリリースしました。
3. 専用のテスト機
- 手持ちのスマホで十分
- 複数端末でテストしたくなったら検討
4. 有料サーバー(最初は不要)
- ローカルアプリなら不要
- Web公開するときに初めて必要
お金をかける順番(段階的な投資)
ステップ1:完全無料でスタート【0円】
- 手持ちのPC
- 無料の開発ツール
- AIの無料版
- 手持ちのスマホ
まずはここから。
ステップ2:効率化のための投資【月3,000円】
AI有料版を検討
- ChatGPT Plus または Claude Pro
- 月20ドル(約3,000円)
無料版で回数制限を感じたら切り替え。
ステップ3:公開のための投資【数千円〜】
Webアプリを公開する場合:
- サーバー:月500円〜
- ドメイン:年間1,000円〜
ストアに公開する場合:
- Google Play:初回25ドル(約3,000円・買い切り)
- Apple Developer:年間99ドル(約12,000円)
ステップ4:iOS開発への投資【5万円〜】
iOSアプリも作りたくなったら:
- Mac購入(中古5万円〜、新品10万円〜)
- Apple Developer登録(年間99ドル)
私はAndroidで十分と判断し、まだMacは買っていません。
必要になったタイミングで投資すればOKです。
私の実際の環境(参考)
PC環境:
- 自作Windows PC
- メモリ16GB
- SSD 500GB
- 5年以上前のパーツを使用
開発ツール:
- Visual Studio Code
- Flutter SDK
- Android Studio
- Git(バージョン管理)
AI:
- ChatGPT Plus(有料版・月3,000円)
- 以前は無料版を使用
実機:
- 自分のAndroidスマホ(Pixel 6a)
その他:
- サーバー:エックスサーバー(月1,000円)
- ドメイン:年間1,000円
月々の維持費:約4,000円
これで複数のアプリをリリースし、運用しています。
環境構築で詰まったら
設備は揃ったけど、環境構築で止まってしまう…
これはAI開発で最も挫折しやすいポイントです。
よくある詰まりポイント:
- Flutter SDKのインストールでエラー
- Android Studioの設定がわからない
- エミュレータが起動しない
- 実機が認識されない
対処法は別記事でまとめています: → AI開発で止まりやすいポイント5つ(準備中)
もしくは、よくある質問も参考にしてください: → AI開発でよくある質問10選
次の一歩:あなたに合った選択肢
設備が揃ったら、次は実際に開発を始めましょう。
選択肢① 自力で学びたい人
まずは固定回答記事を読んで、自分のペースで進めてみる。
おすすめ記事:
選択肢② 体系的に学びたい人
体系的に学びたい方へ
私は独学でやってきました(お金がなかったので)。
ただ、環境構築から教えてほしい、短期集中で形にしたい方は、スクールも選択肢だと思います。
向いている人:
- 環境構築から手取り足取り教えてほしい
- 短期集中で形にしたい
- 同じ目標を持つ仲間が欲しい
- お金をかけてでも時間を買いたい
向いていない人:
- 自分のペースでじっくり学びたい
- お金をかけたくない
※私自身は受けていないので、向き不向きは調べた範囲で書いています。
選択肢③ 個別に相談したい人
「この環境で本当に大丈夫?」
「Mac買うべきか迷っている」
→ 個別相談(30分・有料)(準備中)
※設備に関する一般的な質問は、よくある質問で答えています。
無理に選ぶ必要はありません。まずは手持ちの環境で試してみるのもOKです。
まとめ
AI開発に高スペックPCは不要です。
この記事のポイント:
- 手持ちのPCで始められる(メモリ8GB以上、SSD推奨)
- iOS開発にはMacが必須(Xcode必須のため)
- iPadやタブレットだけでは作れない(VSCodeが使えないため)
- 開発ツールは全て無料
- AIも無料版からスタートでOK
- 必要になったタイミングで段階的に投資
お金をかける順番:
- まずは0円でスタート
- AI有料版(月3,000円)
- 公開費用(数千円〜)
- Mac購入(iOS開発なら)
私も最初は「高いPC買わなきゃ」と思っていましたが、5年前の自作PCで十分でした。
大事なのは設備ではなく「作り始めること」です。
まずは今の環境で、小さく始めてみてください。
📌 この記事を書いた人
IT×ライフケア/きまいら(ペンネーム)
Flutter/DartでAIと共同開発中。失敗も成功も、全部正直に書いています。

コメント