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個人アプリ開発者 — きまいら

Flutter+Dart × AIで、
日常の小さな「困った」をアプリにしています。

失敗も、挑戦も、全部正直に書いています。
ブログで開発の裏側、公開中。

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AI開発のやり方|個人開発の現実的な始め方

この記事は約8分で読めます。

「AIでアプリを作りたい」と思ったけど、何から始めればいいかわからない

AIを使えばアプリが作れる。

そう聞いて調べ始めたものの、情報が多すぎて何から手をつければいいのかわからない。

  • まずプログラミングを勉強すべき?
  • 本を買って基礎から?
  • それともいきなりAIに聞いていい?
  • 何を作ればいいかも決まっていない…

私も最初はまったく同じ状態でした。

介護士として20年以上働いてきた私が、プログラミング経験ほぼゼロからAIと共同開発で複数のアプリをリリースするまでに辿った道のりを、具体的な手順としてまとめました。

この記事を読めば、明日から何をすればいいかが明確になります。

今すぐ開発の始め方を見る


AIでできること / できないこと

まず最初に、AIの役割を正しく理解しましょう。

AIができること

1. コードを書く

  • 「こういう機能が欲しい」と伝えると、コードを生成してくれる
  • エラーが出たら、修正案を提示してくれる
  • より良い書き方を提案してくれる

2. 説明・解説をしてくれる

  • 「このコードはどういう意味?」に答えてくれる
  • エラーメッセージの原因を教えてくれる
  • 技術的な選択肢を比較してくれる

3. アイデアを形にする補助

  • 「こんなアプリを作りたい」から必要な機能を整理してくれる
  • 技術的に可能かどうか教えてくれる

AIができないこと

1. あなたの代わりに判断する

  • 「何を作るべきか」は決めてくれない
  • 「公開していいか」は判断してくれない
  • 「このデザインでいいか」は答えられない

2. 実際に動かす

  • コードを書くだけで、実行はあなたがやる
  • エラーが出たかどうかもあなたが確認する

3. 責任を負う

  • 作ったアプリの責任はあなたにある
  • バグや問題が起きても、AIは責任を取れない

つまり、AIは「優秀な助手」であって「代行者」ではありません。


AI開発の基本ループ(これが全て)

AI開発は、この5ステップの繰り返しです。

1. 作りたいものを書く
 ↓
2. AIに聞く
 ↓
3. 動かす
 ↓
4. 壊す(エラーが出る)
 ↓
5. 直す(AIに聞く)
 ↓
1に戻る

私が「わりわり(酒割り計算機)」を作ったときも、この繰り返しでした。

具体例:わりわりの開発プロセス

ステップ1:作りたいものを書く

「お酒の割り方を計算するアプリが欲しい」
「焼酎100mlに対して、水をどれくらい入れれば
 5:5、6:4、7:3になるか計算したい」

ステップ2:AIに聞く

私:「焼酎の量を入力すると、水の量を計算してくれる
     アプリを作りたいです。Flutterで作れますか?」

AI:「はい、作れます。以下のようなコードで実装できます…」

ステップ3:動かす

  • AIが生成したコードをコピー
  • Visual Studio Codeに貼り付け
  • 実行してみる

ステップ4:壊す(エラーが出る)

エラー:「'TextField' isn't defined」

ステップ5:直す(AIに聞く)

私:「このエラーが出ました」
(エラーメッセージをコピペ)

AI:「Material ライブラリのインポートが不足しています。
     ファイルの先頭に以下を追加してください…」

これを何度も繰り返して、少しずつ完成に近づけていきました。

重要なのは「一度で完璧に動く」ことを期待しないことです。


最初に何を作るべきか?

結論:自分が欲しいものを作ってください。

よくある間違いは「勉強のために○○を作ろう」と考えることです。

ダメな例:

  • 「とりあえずToDoアプリ」(欲しくない)
  • 「勉強のために電卓」(使わない)
  • 「流行ってるから SNS」(難しすぎる)

良い例:

  • 「自分が毎日使いたいもの」
  • 「ちょっと不便だなと思っていること」
  • 「こんなのあったらいいな」

私の場合:

  • わりわり → お酒の割り方をいつも迷っていた
  • すごいシンプル家計簿 → 既存の家計簿アプリが複雑すぎた
  • つなぐToDo → 家族とタスク共有したかった

自分が使いたいものなら、作る理由が明確なので続けられます。

最初のアプリの条件

1. 機能が少ない

  • 入力して、計算して、表示するだけ
  • データを保存しない(まずはローカル完結)

2. 自分だけが使う

  • 公開を前提にしない
  • 他人の評価を気にしない

3. 完成させなくていい

  • 使えるレベルになったらOK
  • 編集機能は後回し

AIへの質問の仕方

AIに質問するときのコツは「専門用語を使おうとしない」ことです。

良い質問の例

具体的に状況を伝える

❌「動きません」
⭕「ボタンを押しても計算結果が表示されません」

❌「エラーです」
⭕「このエラーが出ました:(エラーメッセージ)」

❌「いい感じにして」
⭕「ボタンの色を青にして、文字を大きくしたいです」

やりたいことを素直に書く

⭕「ユーザーが数字を入力して、ボタンを押したら
   計算結果が下に表示されるようにしたい」

⭕「入力した内容をスマホに保存して、
   アプリを閉じても消えないようにしたい」

⭕「このコードはどういう意味ですか?
   特にこの部分(該当箇所)がわかりません」

私の実際の質問例

開発初期:

私:「Flutterで、2つの数字を入力して、
     その比率を計算するアプリを作りたいです。
     どういう構成にすればいいですか?」

エラーが出たとき:

私:「このエラーが出ました。
     『The method 'toStringAsFixed' was called on null.』
     どうすればいいですか?」

改善したいとき:

私:「計算結果が小数点以下2桁まで表示されるように
     したいです。今は小数点以下が長すぎます。」

最初は質問の仕方がわからなくて当然です。

何度もやり取りする中で、どう聞けばいいかわかってきます。


よくある勘違いと正しい理解

勘違い1:「まず言語を勉強しないと」

✗ 間違い

  • 本を買って基礎から勉強
  • 文法を全部覚える
  • チュートリアルを全部やる

⭕ 正しい

  • まず作りたいものを決める
  • AIに聞きながら作る
  • わからない部分だけ調べる

私は本を1冊も買わずにアプリをリリースしました。


勘違い2:「AIに丸投げすれば完成する」

✗ 間違い

  • 「SNSアプリを作って」と丸投げ
  • AIが全部やってくれると思う
  • 自分は何もしなくていいと思う

⭕ 正しい

  • 小さく分けて聞く
  • 出てきたコードを実際に動かす
  • エラーを確認してAIに伝える
  • 最終的な判断は自分でする

勘違い3:「完璧に作らないと公開できない」

✗ 間違い

  • 全機能を実装してから
  • バグを全部直してから
  • デザインを完璧にしてから

⭕ 正しい

  • 最小限の機能で一旦完成
  • 自分が使えるレベルでOK
  • 公開は後から考える

私の「わりわり」も、最初は計算機能だけでした。


環境構築で詰まったら

設備は揃ったけど、環境構築で止まってしまう…

これはAI開発で最も挫折しやすいポイントです。

環境構築でよく詰まるところ:

  • Flutter SDKのインストールでエラー
  • Android Studioの設定がわからない
  • エミュレータが起動しない
  • 実機が認識されない

対処法:

  1. エラーメッセージをそのままAIに伝える
  2. 「Flutter 環境構築 エラー」で検索
  3. 公式ドキュメントを確認

それでも解決しない場合は:AI開発で止まりやすいポイント5つ(準備中)

もしくは: → AI開発でよくある質問10選


私が実際に使っているツール (2025/02/06 現在)

開発環境:

  • Visual Studio Code(コードエディタ)
  • Flutter SDK(フレームワーク)
  • Android Studio(Androidエミュレータ用)

AI:

  • ChatGPT Plus(有料版・月3,000円)
  • 最初は無料版を使っていました

実機テスト:

  • 自分のAndroidスマホ(Pixel 6a)

詳しくは別記事で解説しています:AI開発に必要な設備|最低限これだけでいい


開発の現実的なタイムライン

私の実例:わりわり(酒割り計算機)

Week 1:環境構築

  • Flutter SDKのインストール
  • Visual Studio Codeの設定
  • エラーと格闘
  • 実作業:1日1〜2時間

Week 2:機能実装

  • 計算機能を実装
  • UIを整える
  • エラー修正の繰り返し
  • 実作業:1日1〜2時間

Week 3:公開準備

  • Web公開の設定
  • テスト
  • 微調整

合計:約3週間(実作業時間 20〜30時間)

これは最小限のアプリの場合です。

機能が増えれば、当然時間もかかります。


開発を続けるための3つのルール

私が意識している3つのルール:

1. 正しく書かなくていい

  • コードがきれいじゃなくてもOK
  • 動けば正解
  • リファクタリングは後回し

2. きれいに書かなくていい

  • 変数名が適当でもOK
  • コメントは最小限
  • 完璧を目指さない

3. 完成させなくていい

  • 使えるレベルになったら一旦終わり
  • 編集機能は後から
  • 公開も後から考える

「ちゃんと作ろう」と思うほど、重くなります。


次の一歩:あなたに合った選択肢

ここまで読んで「やってみたい」と思ったら、次の選択肢から選んでください。

選択肢① 自力で学びたい人

まずは手を動かして、自分のペースで進めてみる。

次に読むべき記事:

まずは小さく始めてください。

  • 作りたいものを1つ決める
  • AIに「こんなアプリを作りたい」と伝える
  • 出てきたコードを動かしてみる

選択肢② 体系的に学びたい人

私は独学でやってきました(お金がなかったので)。

ただ、もし今お金ができて、「時間を買いたい」と思うなら、スクールも選択肢だと思います。

独学で時間をかけるか、スクールで時間を買うか。
どちらも正解です。

※私自身は受けていないので、向き不向きは調べた範囲で書いています。
ITスクール比較記事(準備中)


選択肢③ 個別に相談したい人

「この進め方で合っているか不安」
「設計や方向性について意見が欲しい」

個別相談(30分・有料)(準備中)

※一般的な質問は、よくある質問で答えています。


無理に選ぶ必要はありません。まずはこの記事を読むだけでもOKです。


まとめ

AI開発は、勉強してから始めるものではありません。

この記事のポイント:

  • AIは助手であって代行者ではない
  • 開発は「作る→聞く→動かす→壊す→直す」の繰り返し
  • まず言語を勉強するのではなく、作りたいものを決める
  • 自分が欲しいものなら続けられる
  • 質問は専門用語を使わず、素直に
  • 完璧を目指さない。動けばOK

開発の基本ループ:

  1. 作りたいものを書く
  2. AIに聞く
  3. 動かす
  4. 壊す(エラーが出る)
  5. 直す(AIに聞く)

これを繰り返すだけです。

私も介護士として働きながら、この方法で複数のアプリを作りました。

大事なのは「完璧に作ること」ではなく「まず動かしてみること」です。

この記事があなたの最初の一歩の後押しになれば嬉しいです。


📌 この記事を書いた人
IT×ライフケア/きまいら(ペンネーム)
Flutter/DartでAIと共同開発中。失敗も成功も、全部正直に書いています。

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